大正初期から農機具店を営まれていたお宅に、
発動機と各部品など残されていることがわかり、
ご所有者からご連絡をいただき、確認に伺ったところ、
昭和20年代に発動機は処分されたそうですが、
発動機の各部品が、良好な状態で残されていました。

 大変貴重なものですので、ご紹介いたします。


(写真下6枚:大正~昭和時代初期に実際に使用されていた、当時の発動機の部品。)
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# by kobas2006 | 2016-12-21 10:45 | 模型工房ニュ~ス!
 【レストア特集】

       ~「くろがね四起」搭載マグネトーの修理編~


 「NPO法人防衛技術博物館を創る会」が、2年前からレストアを進めてこられた、日本最初の国産四輪駆動車で、小型軍用乗用車として使用された「くろがね4起」が、このほど復元作業が完了し、そのお披露目・祝賀会のご招待を受け、2016年9月24・25日、富士山のふもと御殿場市へ行って参りました。
 参加者は約350名で、24日は雨のためホテル前で、25日は朝から晴れて、屋外でのお披露目会となりました。

(写真下4枚:復元が完了し、お披露目された「くろがね四起」。上2枚の写真は24日のホテル前でのお披露目のもので、ライトアップされて金色に輝いて見えた。下2枚の写真は、25日に撮影したもの。)
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 私共は、「くろがね四起」の心臓部であるマグネトーの修理を担当しました。その修復にはなかなか苦労しましたが、その様子をご紹介いたします。

(写真下:「くろがね四起」搭載マグネトーは、三菱製E型式(初期型タイプ)。解体するとかなりの錆びに覆われていた。)
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(写真下2枚:アマチュアローターを解体。コイルはかなり劣化して、鉄心まで錆が広がっていた。完全に錆を取り、鉄心に絶縁用紙を巻いてコイルを巻き始める。)
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(写真下2枚:アマチュアのスリップリングが割れており、そこから電気がマグネット本体にスパークする恐れがあるため、新しく作り直すことにした。新しく作り直したスリップリングをコイル軸に装着して、ベアリングも左右とも新品に交換。※スリップリングからスパークすることは、バイク関係のマグネットにはありうることです。)
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(写真下:アマチュアをマグネット本体に装着。磁石は着磁して、磁気が復活。二気筒なので、マグネットには高圧コードの取り出し口が二つある。試験の結果、良好な火が出て完成。 )
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 一旦、完成したマグネトーを先方に送り、走行テストを行いましたが、もう少し出力が欲しいとの要望があり、再度、マグネトーの巻き直しを行い、より良好な火が出たマグネトーでの走行テストはOKとなり、納品となりました。

 無事に「くろがね四起」のレストアが完成して、本当によかったです。
# by kobas2006 | 2016-10-15 21:19 | くろがね四起マグネトー修理編
 【報告】   
          
        2012年産業考古学会(推薦産業遺産)認定
         2015年日本機械学会機械遺産認定
 
         小林式木炭ガス機関(昭和11年製造)
              運転の模様
            ~平成28年6月~


 2012年に産業考古学会(推薦産業遺産)、2015年に日本機械学会機械遺産に認定されました、小林式木炭ガス発動機12馬力と小林式木炭ガス発生機は、戦前に製造されたものですが、NPO法人発動機遺産保存研究会の皆様をはじめ、多くの方々のお力添えのおかげで、現代でも立派に動き、ガスを発生させ、発動機を動かすことができます。

 先日、実際に動かす機会に恵まれましたので、その模様をご紹介いたします。

(写真下:昭和11年に製造された小林式木炭ガス機関。向かって右側が小林式木炭ガス発動機12馬力、左側が小林式木炭ガス発生機。木炭ガス発生機は、ガス発生器(左端)とガス清浄器(中央)に分かれる。当時、小林式で一番需要が多かったのが、この12馬力。ガス発動機には、ガス専用のキャブレターが使用されている。)
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(写真下:始動準備の模様。中央の清浄器の下部より、前回の残留コークスをかき出して、清掃。作業して下さっているのは、(株)御池鐵工所の発動機担当の方々。)
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(写真下:今回使用する、岩手県から取り寄せた木炭とコークス。)
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(写真下:燃料となる木炭約15キロを細かく砕いて、ガス発生器の上部から、およそ七分目まで投入。)
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(写真下:続いて、コークスを清浄器上部の窓から投入。)
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(写真下:ガス発生器の焚口に、木っ端と紙を敷き込み、灰溜の皿に水を入れて、準備完了。)
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(写真下:焚口に火をつけて、送風機を回して風を送り、木炭を燃やす。燃やし始めて30~40分後、ガス発生器からは良好なメタンガス、水素ガス、一酸化炭素が発生する。これらの燃焼ガスが充分に発生しているかを、コックを開けて、ライターで火が付くかで確認。火が付けば、いよいよ、ガス発動機にガスを送り始動させる。)
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(写真下:小林式木炭ガス発動機の運転模様。小林式木炭ガス機関は上向き通風式。灰溜の皿に入れた水の反応で、水素が発生し、大きな燃焼力を得ることが可能。木炭ガス発動機の始動の際は、ガスを木炭ガス発動機に送ると同時に、発動機のホイルを人力で回し、点火させる。ガス発動機は一度点火すると、ガスを吸入し続けながら、木炭13~14キロの燃料で、1時間ほど良好に回り続けることができる。)
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 木炭ガス機関は、戦前、石油燃料が著しく不足した日本では、大変重宝された動力源で、小型の木炭ガス発生器を搭載した乗合バスや自動車が使用された時期もありました。
 そんな苦しい一時代を担った、木炭ガス機関。
 ほぼ当時のまま現存し、実動することができる、小林式木炭ガス機関のご紹介でした。

# by kobas2006 | 2016-07-25 15:46 | 機械遺産 小林式木炭瓦斯機関
 【報告】 
   
        徳島県 紅葉温泉発動機運転会
          主催:徳島県発動機愛好会 
         ~平成27年6月28日(日)~



 平成27年6月28日(日)、徳島県三好市三野町にあります紅葉温泉の駐車場をお借りして開催された発動機運転会に、KOBAS1/4スケールミニチュア発動機も、参加して参りました。

 今回の発動機運転会への参加は約53台名でした!

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# by kobas2006 | 2015-07-03 18:42 | 【報告】発動機運転会編

小林喜久子【コバスモデルエンジニアリング代表】元発動機専門メーカーの女性直系子孫が石油発動機エンジン模型を製造販売


by kobas2006