2017年7月2日、徳島県にて20名ぐらいの小規模運転会がありました。
晴れて暑い一日でしたが、コバスも快調に回っていました。

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# by kobas2006 | 2017-07-03 19:57 | 【報告】発動機運転会編
エドワーズ2気筒発動機(アメリカ製)の特徴と、
メンテナンスをご紹介いたします。

『エドワード発動機』 USA製 大正11年
本機は、米人エドワード氏の考案で作られたものである。
小型発動機にして両ホイルがなく、
クランクの中に一個の小型ホイールが付いている。
一馬力半から六馬力まで出力の機種がある。
1922(大正11)年より前になるとマグネットと構造の仕組みが少し変わっている。
珍しい形で日本では現在2台しか発見されていない。
メンテナンスをした本機は、昭和60年に発見されたものである。
資料としては、大正11年の農事試験場小型石油比較試験の表に掲載されている。
(ちなみに、その表には海外製の掲載が多いが、
日本製ではヤンマーの変量式発動機を作る前の石油縦型製発動機と
カルイ発動機は初期型の空冷式発動機が掲載されています。)


(写真下:エドワーズ6馬力、二気筒発動機のメンテナンスをします。
    この機種は、1.5馬力から6馬力まであった発動機です。)
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(写真下:ヘッドを外して二分割にしたところ。上の穴は二気筒用マフラーの穴です。バルブも二気筒用に左右に並んでいます。)
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(写真下:ヘッドを二分割してメンテナンスを行います。)
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(写真下:それぞれに耐熱用パッキンを試作。)
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(写真下:二気筒なので、ヘッド取り付けボートは6本あります。)
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(写真下:ガスケットパッキンをはめて、ヘッドを取り付けます。)
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(写真下:マグネットのメンテナンス。コイルを巻き直して、アマチュアをくみ上げたところです。)
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(写真下:ボッシューマグネットのU字型の磁石を着磁します。磁石の材質が良く磁力が復活しました。古い磁石の材質が良くなければ、着磁しても磁力が回復するのは難しいです。)
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(写真下:ロバートボッシュのマグネットメンテナンスが終わり、組み立ても完了。このタイプのコンタクトは巧妙に作られています。コンタクトの裏側にスリップリングがあり、ここで二気筒用点火の分配が行われます。)
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(写真下:本体前面の上には、二気筒なのでマフラーが二個あり、下側の二個のノブ(空気調節弁)が吸入口になります。この奥にコニカルエアーサクションがあり、ここから燃料が送り込まれるようになっています。速度調節器はガバナーの突起をダイヤル式にてあり、これを回すことで速度の調節ができるようになっています。)
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以上が、大変貴重なエドワーズ2気筒発動機(アメリカ製)の特徴と、
メンテナンスをご紹介でした。



# by kobas2006 | 2017-07-03 19:53 | エドワーズ2気筒発動機
大正初期から農機具店を営まれていたお宅に、
発動機と各部品など残されていることがわかり、
ご所有者からご連絡をいただき、確認に伺ったところ、
昭和20年代に発動機は処分されたそうですが、
発動機の各部品が、良好な状態で残されていました。

 大変貴重なものですので、ご紹介いたします。


(写真下6枚:大正~昭和時代初期に実際に使用されていた、当時の発動機の部品。)
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# by kobas2006 | 2016-12-21 10:45 | 模型工房ニュ~ス!
 【レストア特集】

       ~「くろがね四起」搭載マグネトーの修理編~


 「NPO法人防衛技術博物館を創る会」が、2年前からレストアを進めてこられた、日本最初の国産四輪駆動車で、小型軍用乗用車として使用された「くろがね4起」が、このほど復元作業が完了し、そのお披露目・祝賀会のご招待を受け、2016年9月24・25日、富士山のふもと御殿場市へ行って参りました。
 参加者は約350名で、24日は雨のためホテル前で、25日は朝から晴れて、屋外でのお披露目会となりました。

(写真下4枚:復元が完了し、お披露目された「くろがね四起」。上2枚の写真は24日のホテル前でのお披露目のもので、ライトアップされて金色に輝いて見えた。下2枚の写真は、25日に撮影したもの。)
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 私共は、「くろがね四起」の心臓部であるマグネトーの修理を担当しました。その修復にはなかなか苦労しましたが、その様子をご紹介いたします。

(写真下:「くろがね四起」搭載マグネトーは、三菱製E型式(初期型タイプ)。解体するとかなりの錆びに覆われていた。)
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(写真下2枚:アマチュアローターを解体。コイルはかなり劣化して、鉄心まで錆が広がっていた。完全に錆を取り、鉄心に絶縁用紙を巻いてコイルを巻き始める。)
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(写真下2枚:アマチュアのスリップリングが割れており、そこから電気がマグネット本体にスパークする恐れがあるため、新しく作り直すことにした。新しく作り直したスリップリングをコイル軸に装着して、ベアリングも左右とも新品に交換。※スリップリングからスパークすることは、バイク関係のマグネットにはありうることです。)
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(写真下:アマチュアをマグネット本体に装着。磁石は着磁して、磁気が復活。二気筒なので、マグネットには高圧コードの取り出し口が二つある。試験の結果、良好な火が出て完成。 )
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 一旦、完成したマグネトーを先方に送り、走行テストを行いましたが、もう少し出力が欲しいとの要望があり、再度、マグネトーの巻き直しを行い、より良好な火が出たマグネトーでの走行テストはOKとなり、納品となりました。

 無事に「くろがね四起」のレストアが完成して、本当によかったです。
# by kobas2006 | 2016-10-15 21:19 | くろがね四起マグネトー修理編

小林喜久子【コバスモデルエンジニアリング代表】元発動機専門メーカーの女性直系子孫が石油発動機エンジン模型を製造販売 


by kobas2006