2009年 01月 13日
【特集】KOBASオリジナル・専用 『コイル巻き線機』完成!その④
日時: 2009年1月18日(日) ※雨天の場合中止
場所: 骨董『大正庵』(岡山県和気郡和気町原43)
現在、連載中のKOBASオリジナルコイルを装備しました、
当工房ミニチュア石油発動機『KOBAS』1/4スケールを試運転します。
興味のある方は、ぜひお越しください! お待ちしています~!
◎お問い合わせ◎
担当:森下泰伸まで メールまたは、携帯090-4975-2362へ。
【祝!完成 KOBAS製「コイル巻き線機」特集 その④】
~石油発動機・KOBASマグネトー用~
~コイル含浸編~
前回のブログ、『その③二次コイル』を巻き終えた後、チャックから取り外して通電の確認をします。
通電の確認は一次コイルと二次コイルの半田処理後にも行いました。
コイルの含侵には蝋・ワニス・樹脂を使用し、真空引きで行います。
当工房ミニチュア石油発動機『KOBAS』1/4スケールにはワニスを使用します。
(写真下:巻き終わったコイルを、絶縁テープで処理する。)
(写真下:コイルの通電をテスターで確認後、真空含浸で処理するため、耐熱用ガラス瓶に入れ、ワニスを注ぐ。)
(写真下:次に、真空専用容器に入れて、真空ポンプで真空含侵を開始する。空気を抜きはじめた直後の様子。)
(写真下:処理開始約10秒後で、ワニス内に気泡がたくさん発生。)
(写真下2枚:含浸約一時間後の状態。気泡の発生は徐々に少なくなっていき、含侵約二時間以内で、発生は止まる。)
(写真下:含浸約10時間後。気泡は、まったく発生していない。)
~コイル乾燥~
(写真下:乾燥器内のコイル。含侵装置から取り出したコイルを、乾燥器で5時間温風乾燥する。)
~コイル通電確認~
(写真下:絶縁テープを巻き、テスターで通電を確認。2次線の抵抗値は、7で、通電合格!)
つづきは、次回「その⑤コイルの火花実験とKOBAS点火装置の紹介」をお楽しみに~!!