お台場「回して楽しむ!懐かしき発動機(エンジン)展」  大成功!!ご報告①~総括編~


 何ヶ月も前から、産業考古学会の方々が中心となって準備を進めてこられた一大イベント、お台場・船の科学館「回して楽しむ!懐かしき発動機(エンジン)展」は、発動機愛好家の方々の全面的なご支援・ご協力のもと、2006年11月25日(土)・26日(日)開催両日、運転会・シンポジウムとも、大入り活況、大成功のうちに終わりました!
 本当に、おめでとうございます!!

 25日(土)の午前、東京湾を臨む、お台場の埠頭に、よくぞこれだけ、全国からわが国の貴重な産業遺産・発動機が集まったものだと、感心しました。
 展示運転された発動機は、船舶用発動機、焼玉式発動機、石油発動機、木炭ガス機関、外国製発動機などが、なんと、全部で102台
  どれも、所有者の丁寧な修理と調整を受け、エンジン音も高らかに、大正~昭和初期に製造された、勇ましい往年の姿を披露していました。
d0079522_75258100.jpg
d0079522_7531084.jpg

(写真上:洋蹄丸まえの、ほそ長~い埠頭に、ずら~っとならんだ発動機の数々!本当に壮観でした。)
d0079522_7532129.jpg

(写真上:大型、船舶用エンジン)
d0079522_12574144.jpg

(写真上:外国製発動機 イングランド/NATIONAL)
d0079522_7533025.jpg

(写真上:手前2台は焼玉式発動機、奥手には私共が出展した小林式発動機12馬力がKOBASの幟と共に見えます。)

 25日午後のシンポジウムは、200名収容の会場がいっぱいになるほど熱気に包まれました!産業考古学会の先生方・研究生の方々の講演は、さすが専門的見解や説明もある素晴しい内容で、大変勉強になりました。 愛好家の方々の講演は、発動機を愛する楽しくも熱き世界を知ることができ、大変興味深くワクワクしました。
 そして私の講演、『我が家小林兄弟鐵工所と発動機作りの歴史』も、皆様のご清聴を心より感謝いたします。大変、緊張しました・・・
 
d0079522_10445099.jpg

(写真上:プレゼン中の私。年には勝てず、老眼鏡なしでは文字が見えません・・・)
(写真下:プレゼン終了後、スライドの小林式発動機考案者の祖父小林秀太郎の写真といっしょに親族一同、記念写真を撮りました。)
d0079522_1045173.jpg

 この日は、私共にとっても、大変意義の深い、一日となりました。
 先祖から受け継いできたものを、再び、発動機を愛する皆様にお伝えでき、本当にうれしく、心より感謝申し上げます。

 このように、発動機の学術的研究、愛好家の方々の情熱、元専門メーカーの発動機作りにかけた思い、それぞれの一念が力強く連携して成功を収めた展示会とシンポジウムは、大変価値あるものです。
 社会に向けて、たくさんのメッセージを発信できるものと思います。
 
 25日・26日両日とも、NHK番組『熱中時間』の取材があり、私もインタビューされました!
(写真下:取材を受けている、お台場・チーフプロデューサーのお一人、森下泰伸氏。)
d0079522_1324740.jpg

 
 また、大人たちが熱心に発動機を始動させている様子をみて、見学者の少年が、『すごいね~。これって、いまも使われているの?』と質問しているのを聞きました。私以上の年代には「懐かしき発動機」も、発動機の活躍を知らない若い世代には、「珍しいエンジン」。

 私は今回、もっともっとたくさんの人たちに、自分で修理や調整ができる初期型の本物のエンジンを触って、「ものづくり」の楽しさと素晴しさを知ってもらいたいという願いを、改めて強く抱きつつ、お台場を後にしました。

 このたびは、ご協力いただきました船の科学館、産業考古学会の先生方・研究生の方々、そして愛好家の有志のみなさま、本当に、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。
 大変、充実した素晴しい一大イベントを成功され、今後、ますますのご発展をお祈り申し上げます。
 
 (私のブログでは『回して楽しむ!懐かしき発動機(エンジン)展』の報告が、今後まだ続きますよ~!)
by kobas2006 | 2006-11-27 23:32 | 【特集】06'お台場展報告

小林喜久子【コバスモデルエンジニアリング代表】元発動機専門メーカーの女性直系子孫が石油発動機エンジン模型を製造販売 


by kobas2006