【レストア特集】
~澤藤マグネトーDS-A1マグネトー修理編~
(写真下:今回修理する澤藤マグネトーDS-A1タイプ。)
(写真下:アルミケースも腐食がみられる状況です。)
(写真下:マグネトー本体を解体ばらしたところです。各部品のアルミ製には腐食が見られます。まず各部分を掃除し、傷んだところは補修して、ビス穴タップ立てを直していきます。)

(写真下:コイル解体したところ。長年の劣化でかなり腐食が進んでおり、コイルの銅線の劣化も見られます。)

(写真下:コイルを巻き直します。一次線巻き始めは0.7を使用します。)
(写真下:次に二次線を巻き込みます。)
(写真下:二次線は、最終中程で巻き終わりにします。)
(写真下:コイルを巻き終わり、外側を仕上げるたところ。)
(写真下:巻き終わったコイルを12時間程度含浸します。)

(写真下:コイルの含浸が終わると、次に乾燥機にかけます。)

(写真下:次の作業として、本体のビス穴が錆びて痛んでいる状況なので、タップ立てを修正します。)
(写真下:次に、磁石の軸ローターの受け台を本体に差し込みます。磁石の軸ローターのベアリングは掃除し、グリスを付けて差し込みます。
(写真下:コンタクト周辺のメンテナンスを行い、長年の腐食による錆など取り除きます。また、電気の通り道となる部分の油は取り除きます。次に、コンデンサーを交換します。)
(写真下:マグネトー軸コンタクト側のベアリング受けカバーを取り付けます。)

(写真下2枚:自作の火花テスト機を使用して、コイルの火花テストをします。良好な火花を確認。)
(写真下:マグネトー本体にコイルを装着します。)
(写真下:これでレストア後の組立が終わり、完成です。)