2014年 01月 11日
【レストア特集】ストロング発動機(昭和9年製)の修理編⑥
~ストロング発動機の修理⑥~
前回⑤につづき、年代物発動機『ストロング4馬力(520回転/昭和9年製)』の修理模様⑥をご紹介します。
本体のライナーを整備します。
(写真下:一旦本体を木台に載せる。ライナーの錆び(ぶつぶつ状態)がひどいので、スタットボルトを外し、再び木台を外し、ライナーを削る準備をする。)

(写真下:表面を薄く削る作業を開始。)

(写真下:後ろ側の錆びがひどく、何度が削ったのち、前側の圧縮出来る位置が良ければ良いと考え、思い切って2㍉削り込む。)

(写真下:2㍉削った状態。ガスケットのあたり面も少し削る。)

(写真下:ヘット面も少し削り、バルブを組み立てた状態。)

その⑦に続きます。