2010年 04月 27日
九州石油発動機愛好会主催『春の運転会』 in 筑後広域公園(船小屋) 2010.4.24-25
九州石油発動機愛好会主催『春の運転会』
~筑後広域公園(船小屋)~

去る2010年4月24日(土)25日(日)、筑後市「筑後広域公園」にて、九州発動機愛好会主催『春の運転会』が盛大に開催されました!
その模様をご紹介致します。
素晴らしい晴天に恵まれ、絶好の発動機運転会日和り。
今年、九州発動機愛好会『春の運転会』に出展された発動機は、なんと約200台、参加者は160~170名!
その模様は、朝日新聞社、読売新聞社、西日本新聞社の各社紙面に掲載され、さらに、NHK放送局で2回放映されて、大変盛況だったそうです。
私は、本当に残念ながら参加できませんでしが、代わりに、当工房エンジニア森下泰伸氏が、 『小林式発動機KOBAS12馬力1/ 4スケール』 を持って参加してくださり、また、会場に同時出展された、このスケールモデルの原型となる、本物の『小林式発動機KOBAS12馬力』2台と対面して下さいました。
ではさっそく、盛り上がる2日間の運転会の模様を、森下氏の案内で、ご紹介して参りましょう~。
(写真下2枚:晴天に恵まれ、多種多様の発動機が勇ましく並ぶ会場模様。)


(写真下2枚:『小林式発動機KOBAS12馬力』の設営準備模様。同機種が2台並ぶ!)


(写真下:いよいよ開会式。主催者となる九州発動機愛好会会長の挨拶。続いて、ご来賓の筑後市長、県会議員、西日本工業大学池森教授からもご挨拶を頂戴しました。)

九州石油発動機愛好会会長は、
「当地での開催は、九州での運転会の元祖とも言え、平成2年に参加者15~6人で始めた。ちょうど20年後、このような大規模な運転会を開催できたことは本当に喜ばしい限り。日本各地に“発動機にロマン”を感じる仲間達の輪が大きく広がっているのを実感している。」
とお話され、会場に集まった発動機愛好家の方々から、大きな拍手が上がりました。
会長は、発動機の保存活動に精力的に取り組んでおられ、自宅に「博多発動機館」を設立、現在は館長として、技術指導等の相談に乗っておられます。
(写真下2枚:開会式に続いて、地元の「ちくご赤坂太鼓チーム」による和太鼓演奏、大分県の「ひょとこ踊り」が披露され、会場は一気に賑やかに。)


さあ、いよいよ、会場全体にエンジンがかかります!!
「KOBAS12馬力」2台は始動後、間もなくスムーズに、発動機が温まると回転数も低く抑え、調子良く回ったそう。
(写真下:岡山県大山氏ご所有の「KOBAS12馬力」。大山さん、ありがとうございます!)

(写真下:広島県池田氏ご所有の「KOBAS12馬力」。池田さんの姿も勇ましくて、発動機も調子も良好そう。池田さん、ありがとうございます!)

(写真下:フランス製「シトロエン発動機」。珍しい形している!)

(写真下:岡山県の「さくら発動機」。調子よく回転していますね!)

(写真下2枚:焼玉発動機メーカーのサトー式、横型5.5馬力500回転。この大きさの焼玉発動機は数少なく、貴重な一台!)


(写真下:カルイ発動機10馬力。素晴らしい!)

(写真下:発動機運転会では、おなじみのお料理風景。熊本県からお越しの発動機愛好家は、スピー発動機のホッパーに卵を載せてゆで卵を作る!)


最後に、小林発動機模型工房製ミニチュア発動機 『小林式発動機KOBAS12馬力1/ 4スケール』の姿もご覧ください。
この運転会でご覧になり、わざわざお電話を下さった愛好家の方、本当にありがとうございます。
(写真下4枚:ミニチュア石油発動機「KOBAS1/4スケール」(いづれも写真中央)。水冷式ミニチュア発動機KOBASの開発に、多大なご協力を頂いた西日本工業大学池森教授が、お客様のご質問にご対応下さってます(写真4枚目右)。池森教授、本当にお世話になりました。)




みなさま、お疲れ様でした!
充実した、賑わう運転会だったことが伝わってきます。
そして、九州発動機愛好会の皆様、本当にありがとうございました。
また、来年の運転会開催を楽しみにしていますね。